海外での行動や日本の歴史から学ぶ屋上緑化の流れ


海外の行動を参考にしよう

日本では屋上緑化に積極的に取り組むようになったのは1990年代後半ごろからとされていますが、海外ではどれくらい前から開始されていたのでしょうか。ドイツでは1960年代からすでに取り組んだといわれています。1975年にはすでに屋上緑化についてのガイドラインを立ち上げており、80年代半ばには緑化への助成金交付も開始されました。そのため、現在でも建物を建てるときには屋上緑化を必須とする企業が大半とされています。地球環境に対して早くから問題を直視し、対策に取り組んでいる国ならではの行動です。太陽光発電や屋上緑化計画に対しては一般化されており、まだ浸透しきっていない日本がどのように浸透させるべきなのか、調べてみると参考になる可能性は高いといいます。

日本での歴史は意外と古い

日本国内で最も古い屋上緑化の事例とされているのは、昭和9年に造られた朝倉彫塑館(あさくらちょうそかん)があげられます。昭和の彫刻・彫塑家だった朝倉文雄氏の住居兼アトリエを改装したもので、自然に触れることを芸術の基本としていた氏の意向で造られました。大きなオリーブの木が印象的とされています。昭和30年代後半には日本で有名なデパートなどが造り、話題を呼びました。庭園が造られるなど多数の緑化を実現化させていますが、日本全国で流れが加速するまでには至りませんでした。基本的に遊具などを積極的に設置し、子供たちの憩いの場となることが多かったからです。90年代以降地球環境に配慮した建物を評価する流れができてきたことにより、多くのビルで屋上緑化を検討するようになっていきます。

ビルの屋上などにみられる屋上緑化には、景観をよくする作用のほか、住宅を保護する効果も期待できます。緑で建物を覆うことで、太陽光、豪雨によるダメージを防ぐことができるからです。

You may also like...